WEEKEND BOULDERING

レンの週末ボルダリング

10年続けてる週末ボルダーが、これから始める人に向けて書く入門ブログ

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初心者ガイド

ボルダリング初心者が最初にやること7ステップ

ボルダリング歴10年のレンが、初心者が最初にやることを7ステップで整理。道具選びからジム選び、体のケアまで、この記事が入口になります。

「ボルダリングを始めたいけど、何からすればいい?」

最初の一歩って、意外と分かりにくいですよね。わたしも10年前、ジムの前まで行って「なんか敷居高そう……」と引き返したことがあります。

この記事では、わたしが10年間で「最初にこれをやっておけばよかった」と思ったことを7つのステップに整理しました。順番に読んでいただければ、初日から迷わず動けるはずです。

ボルダリングジムのエントランス、初心者が不安そうに入口を見ている様子のイラスト

ケンタ今年始めた・20代

ボルダリング、興味あるんですけど、体育会系じゃないと無理ですよね?

レン10年目・週末ボルダー

そんなことないよ。むしろ運動経験ゼロのほうが、変な癖がなくてスッと入れることも多い。おれも最初はフラフラで、同じこと思ってたから。


ステップ1:まず体験利用で雰囲気をつかむ

最初にすることは、道具を買うことでも調べることでもなく、ジムに行って体験してみることです。

ほとんどのボルダリングジムには「体験メニュー」や「ビジター料金」が設定されています。初回は受付でレンタルシューズとチョーク(滑り止め)を借りて、そのまま登れます。手ぶらでOK。

ジムのスタッフさんが最初のブリーフィングをしてくれますし、着地の仕方やルールも教えてもらえます。初回に道具を一切持たずに行く、これがいちばんの近道です。

ケンタ今年始めた・20代

レンタルって、シューズとか不衛生じゃないですか?

レン10年目・週末ボルダー

消毒はしてくれてるけど、気になるなら薄手の靴下を持っていけばいい。靴下ありでもレンタルシューズは履けるから。


ステップ2:通えるジムを1軒決める

体験が終わったら、通うジムを1軒だけ決めてください。「どこが一番いいか」を調べ始めると、無限に迷えます。

ジム選びで大事なのは距離と頻度です。家か職場から30分以内で行けるジムが理想。月2回しか行けない遠いジムより、月4〜6回行ける近いジムのほうが、上達が早いです。

設備や難易度の幅は、最初のうちは気にしなくて大丈夫。どのジムに行っても、初心者用の課題は充実しています。

地図上にボルダリングジムのアイコンが3つ、うち1つに丸がついているイラスト

ケンタ今年始めた・20代

複数のジムを掛け持ちするのはどうですか?

レン10年目・週末ボルダー

最初の半年は1軒に絞ることをすすめてる。常連になるとスタッフさんが声をかけてくれたり、他の常連さんと知り合えたりして、それが続ける力になる。


ステップ3:最初の道具を2つだけ揃える

ジムに2〜3回行って「続けそうだな」と思えたら、道具を揃えます。ただし、最初に買うのは2つだけです。

  1. ボルダリングシューズ
  2. チョーク(粉末かリキッド)+チョークバッグ

ハーネスやロープはボルダリングでは使いません。マット(クラッシュパッド)も屋外専用なので、最初は要りません。

シューズは「初心者向けフラットソール」と呼ばれるモデルから始めるのがおすすめです。足先が反り上がった上級者モデルは、最初はただ痛いだけです。10年前のわたしは何も分からずエッジの強いモデルを買い、3ヶ月間ずっと足が痛かった。あの失敗はもう人に繰り返してほしくないです。

ケンタ今年始めた・20代

シューズって、スポーツ用品店で買えますか?

レン10年目・週末ボルダー

あるにはあるけど、品揃えが少ないことが多い。できればジムのショップか、クライミング専門の通販で選ぶほうがいい。シューズ選びはあらためて記事にするね。


ステップ4:課題の読み方を覚える

ボルダリングジムの壁には、色や形の違うホールド(突起)がたくさん付いています。登る「コース」のことを**課題(または問題)**と呼びます。

課題にはスタートホールドとゴールホールドが決まっています。初回は分かりにくいですが、ポイントは3つです。

  • 同じ色のホールドだけ使う(ジムによってテープで区別する場合も)
  • 両手でスタートホールドを保持して動き始める
  • ゴールホールドを両手で保持した状態で止まれたら完登

最初は「正しい登り方」より「手足を置けるかどうか」だけ考えればOKです。体が動いてくれば、自然と効率的な動きが見えてきます。

ボルダリングウォールの課題、スタートとゴールにテープが貼られているイラスト


ステップ5:グレード(難易度)の仕組みを理解する

課題にはそれぞれ難易度が設定されています。日本のジムでは10〜1級スラブ・垂壁・強傾斜などで分けていることが多いです。数字が小さいほど難しい。

最初は10級や8級など、いちばん簡単な課題から始めてください。「簡単すぎる」と感じるくらいでOKです。落下の感覚、ホールドの持ち方、着地の体勢、すべてを同時に練習しています。

グレードを急いで上げる必要はありません。同じ課題を10回登ると、それだけで体の動きが変わってきます。10年続けてきたわたしが言えるのは、グレードより「登り込んだ時間」が上達を決める、ということです。

ケンタ今年始めた・20代

周りの人が難しい課題をどんどん登ってたら、焦りませんか?

レン10年目・週末ボルダー

焦る気持ちはよく分かる。でも周りはみんな数ヶ月〜数年先に始めてるから、比べても意味ない。最初の3ヶ月は「自分が来週より登れるか」だけ見てればいい。


ステップ6:体のケアを最初から習慣にする

ボルダリングは指と前腕に大きな負荷がかかります。初心者に多い怪我の原因は「ウォームアップなし」と「やり過ぎ」です。

登り始める前に5〜10分、以下をするだけで変わります。

  • 手首・指の軽いストレッチ(曲げ伸ばし、グーパー)
  • 簡単な課題を3〜5本ゆっくり登る

登り終えたら、指をアイシングする習慣をつけておくと、次の日の回復が違います。

「最初のうちは指が痛くなるのが当然」という話を聞きますが、強い痛みは怪我のサインです。痛みを無視して続けると、腱のトラブルで数ヶ月動けなくなることがあります。わたしも4年目に無視し続けた結果、2ヶ月完全休養した経験があります。最初から丁寧にケアするほうが、長い目で見ると上達が早いです。


ステップ7:ジムで顔見知りを作る

最後のステップは、人間関係です。

ボルダリングジムには不思議な文化があって、初心者が苦戦していると、見知らぬ人がそっとアドバイスをくれることがあります。「同じ課題を登っていいですか?」「このホールド、どう取るんですか?」この一言で、ジム仲間が生まれることも少なくありません。

孤独に黙々と登るのも全然ありですが、一言二言話せる顔見知りがいると、ジムに行く理由がもう一つ増えます。続けることが最大の上達法なので、「また行きたい」と思える理由を増やしておくと強い。

ボルダリングジムで初心者が常連さんにアドバイスをもらっているイラスト


まとめ:7ステップの全体像

| ステップ | やること | |--------|---------| | 1 | 体験利用で雰囲気をつかむ | | 2 | 通えるジムを1軒決める | | 3 | シューズ+チョークだけ揃える | | 4 | 課題の読み方を覚える | | 5 | グレードの仕組みを理解する | | 6 | 体のケアを最初から習慣にする | | 7 | ジムで顔見知りを作る |

急がなくていいです。最初の3ヶ月は、登れるかどうかより「また来たい」と思えるかどうかが大事です。

このブログでは、各ステップをもう少し掘り下げた記事も書いていきます。気になるところから読んでみてください。

ケンタ今年始めた・20代

全部読んでいたら、すごく行きたくなってきました。今週末、行ってみます。

レン10年目・週末ボルダー

いいね。最初は登れなくて当然だから、焦らず楽しんできてください。帰り道に「また来たい」と思えたら、スタート成功です。


「ジムに行く前に道具だけ揃えておきたい」方へ

最初の2点(シューズ+チョーク)を揃えるなら、以下の定番から選べば失敗しにくいです。

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ABOUT THE AUTHOR

レン(週末ボルダー・10年目)

九州在住・51歳。会社員しながら週末は岩場やジムへ。 トップクライマーじゃない普通のボルダー目線で、これから始める人向けに書いてます。